全国誌からの取材
昨年より「おてぶとん」で多くの取材を受けています。お知らせにも掲載をさせて頂きましたが、伊勢新聞さん、中日新聞さん、FM三重さん、中部経済新聞さんと3紙1局さんに。小さなお店の小さな取り組みを幾紙にも取り上げて頂け、とても嬉しく思っています。
2月5日にも全国商工出版サービスさんの発刊する全国誌、「月刊商工会」さんの取材を受けさせて頂きました。
自分たちのお店のオリジナル商品を作っていかないと・・と考え始めたのが2012年。東京で4日間の「地域産品を使った商品開発セミナー」を受講させて貰ったのが2014年。地域の南家城営農組合で野菜収穫のお手伝いをさせて頂きながら、地域の魅力について考えてきました。また、三重県農業研究所を訪れ、ブランド米の事を聞かせて貰ったり、特産品の事を聞かせて貰ったりし、県の持つ農業特産品についても勉強してきました。
素材は見つかった。加工して下さる工場も見つかった。それでも地域産品を使ったオリジナル商品を作れず、洋品店なのに食品のオリジナル商品なんて・・と店舗内でも相手にされず。結局は幾度もこのような行為を繰り返し、ここだけのものを作らないとと焦る気持ちばかりが先行し、何年も堂々巡りを続けてしまっていたように思います。
メーカーさんとの直接のお取引を増やし、食品の扱いも増やしてきました。組み合わせを変えたオリジナル商品を作ってみたりもしました。でも、ここだけの商品とは言えず・・。
でも、今。目の前には日本でここだけにしかないオリジナル商品「おてぶとん」があります。自分たちのお店のオリジナル商品を作っていかないと・・と考え始めてから9年も経過。。コロナ禍で苦しい状況が続くなか、店舗で「この商品で喜んで頂きたい」と思う方に出会わせて貰い、そのお客様のためにという気持ちが大きな力になりました。社外ではサポートしてくれる友人、先輩、後輩があり、商工会青年部の活動での出会いが財産になり、新たな一歩を踏み出す力になりました。多くの支えと出会いがあって、これまで越える事が出来なかった壁を越える事が出来たように思います。
9年間の悪戦苦闘がありながら、多くの人の支えがあって完成した「おてぶとん」。その商品を手に取り、喜んで下さるお客様がいてくれる事が幸せです。まだまだ寒い日が続きます。支えて下さった皆様への「ありがとう」を詰め込みながら、商品の販売を続けていきます。手に取って下さった皆様に、沢山の「ありがとう」も一緒にお届けできますように。