前を向いてもらえる、って幸せ

今はお出掛けの機会が本当に非日常になっていますね。また、バスでのご旅行機会が一時無くなり、お出掛けに不安を感じて頂くお客様もいらっしゃいます。

11月14日、15日と地域内にある組の親睦旅行にご一緒させて貰ってきました。長い歴史のある親睦旅行のお仕事に、7年前から携わらせて貰っています。最高齢のお客様は86歳、今年度の幹事様より「今年で最後になるかも・・」と連絡を頂いてからの出発になりました。

ご一緒させて貰う時も、そうでない時も、気を付けている事が3つ有ります。

・お客様のお身体に合わせてコースを設定すること。

・行程の中で関わる皆様に味方になってもらうこと。

・希望を言って貰える空気を作っていくこと。

一生懸命動いて、出来るベストを尽くし、信頼関係を築きながら笑顔になって貰えるように努めています。添乗時には添乗員(私)がお客様のために一生懸命働くことで、運転手さん、受け入れ施設さんが味方になってくれます。味方が増えれば増えるほど、お客様の笑顔が増えていきます。笑顔になれれば、自然と伝えたいこと、伝えて下さいます。

8年前の写真ですが・・(笑)

昼食会場は全て貸切り。全食事を椅子テーブル席でのご用意。小グループという事もあり小型バスでのご移動でしたので、各観光箇所や体験箇所の目の前で乗降して貰いました。

「今日にお買物できる場所を1つ、加えてくれへん?」

この言葉に対応できるだけで、旅の満足度は更にグッと上がります。途中調整が必要ですが、今回のご旅行ではそれもスムーズに行うことが出来ました。

帰り際に「来年まで元気に頑張ってみるかー!」って最高齢のお客様。思わず(「生きがい作れてるやん♪」)って心の中でガッツポーズ。お客様が元気になって下されば、それは私に返ってきます。旅っていいな、そんな事を思えた添乗でした。

これまでの「あたりまえ」が「あたりまえ」じゃなくなり、一生懸命さを応援して貰えた気がしています。やまちょうの店内でもこれはおんなじ。この週末に喜んで頂けるように、こちらもしっかりと準備していきます。