記念すべき初ブース

出展商品の「おてぶとん」は、明日の笑顔のために”ホッ”と出来る時間を作り出す商品。

与えられたブースのサイズは横2m、高さ2.7m、奥行1.5m。横幅や高さはお店の店頭黒板とほぼ同じサイズです。その空間の中で奥行きを感じさせ、『商品の魅力』と『贈り物としての魅力』をお伝えしなくてはいけません。昨年に挑戦したグッドデザイン賞応募の際のディスプレイを基本に、新たにポスターなどを制作。小さいながらも手作り感いっぱいの魅力的なブースに仕上げる事が出来ました。

左の画像が商品設置前のブース、右の画像が商品設置後のブースです。エンジの布は大好きな倉敷帆布の布を使い、三重県からの出展なので伊勢木綿の手拭いを暖簾に仕立てて持って行きました。小物では山長呉服店の名前が入った呉服店時代の行李(こうり)を展示を兼ねた配布物入れに使い、東京での初出展をご先祖様にも見守って貰いました。ブースのイメージは店先。ディスプレイのプロ、くぜじゅんきさんに今回も助けて貰いました。

娘さんがお手紙を書き、お母さんに贈り物をするシーン。結婚をして母になると、お母さんやお父さんへの感謝の気持ちが大きくなります。手だって荒れます。そんな時に「おてぶとん」に出会い、使って心地よく、お母さんにも贈りたくなる商品である事をディスプレイで表現しています。

受け取られたお母さんが、手にしたリーフレット。広げてみると、お母さんにとっての大切な人を思い出せるメッセージ。商品に触れると柔らかく、手を入れるとあったかい。身体のあたたかさが心もあたたかくしてくれるから不思議です。触れて頂く「おてぶとん」は、いつものように直径30cmの木皿に置いて、ふんわりとした質感が直感で伝わるようにセットしました。

ブース作りの後に「全国中小企業90の逸品」の展示コーナーに商品を設置。

ここに商品を並べたら、なんだかジーンとしてしまいました。。